芦屋のリサイクルショップＡＲＴＥです
今日のトルソーはこんな感じ
今日は暑くて売れないだろう・・・と
裏起毛タイツを奥に隠したら
昨日まで店頭にでていたタイツはどこか？と声をかけていただいたり
一足先に寒くなった関東のほうからネット注文いただいたり
タイツがよく売れた日でした
みなさん、ありがとうございます
おばあちゃまが
赤いタイツを買っていってくださるのって
なんだかほっこりうれしいです
他にはハロウィンのコスプレ衣装を探しにきたお嬢ちゃんが
完璧な衣装を求めて、
こんなのは？って一緒に探してくれるお母さんに
あれもだめ、これもだめって駄目出しして
お母さんを怒らせていました（笑）
自分で探しなさい、と
先に帰っちゃったお母さんに困ったお嬢ちゃんは
今度はお父さんと再来店。
こういうとき、女の子はパパを味方につけるのが上手ですね！
パパが手伝ってくれたお嬢ちゃんは自分が思っていたのとは違うけれど
こういうのもいいかも、と衣装用の服を買っていってくれました
そういえば、お孫さんに着せるワンピースを探しに来たおばあちゃまも
完璧っていう感じじゃない、と
何着か候補に上ったワンピースを諦めていました
完璧を求めると
なかなか見つからないと思います
まぁまぁ、こんなもんでしょう？
っていうのに自分なりのアレンジをするとか
思っていたものとは違うけれど
まぁこういうのも可愛いかな？
とか。
お洋服選びは臨機応変なのがいいと思います
特にリサイクルショップでは。
それって、お洋服選びだけじゃなくて
結婚相手を選ぶにしても
仕事を選ぶにしても
これもいいかな？と思える枠を広げていったら
とても楽と思うのです
楽、というのは、楽しい、と同じこと。
まぁまぁこんなもんでしょう？というところから
ベストを尽くしていくとか
理想とは違うけれど、これはこれでいい人生だ、と思ったりとか
そういうものじゃないかな？
と思います。
こないだ私が圧力鍋を丸焦がしにした日
私の主人は
「お前に怪我がなくててよかったよ」と
言ってくれたということを知った若いお友達が
「どうしたらそんな素敵な方と出会えるんですか！？」と。
出会ったころ、彼は
私がうどん玉を沸騰する前の水のなかにいれたことに
激怒していました（笑）
私的には、いいじゃん、別にそのくらい、という感じですが
当時の若かった彼には許せなかったようです
今はそういうことがあったね、と思い出話をすると
そんなこと、どうでもいいのにね、と彼も笑います。
仕事も実は私はファッションにはあまり興味がなくて
自分がお洋服を売る仕事をするとはまるで想像していませんでした
でも、今はこの仕事が大好きです
私には、まぁまぁこんなところかな？というところからスタートして
時間とともに（自分にぴったり！）と思うようになっていくスタイルがあっているようです
そしてきっと死ぬときには
自分の人生は紆余曲折含めて完璧だった・・・と思っているような気がします
完璧なお洋服
完璧な結婚相手
完璧な仕事
理想を求めるのが悪いこととは思いませんが
なかなか見つかるものではないから、
まぁまぁのところからはじめて
ベストを尽くしてみたら、
本人が楽しみやすいのになぁって、思いました。
