2020年3月11日水曜日

3月11日 この日に想う

芦屋のリサイクルショップARTEです。

今日は3月11日。
普通に今を生きていることに感謝をする日。
亡くなった多くの方に黙とうを。

普通の日常が送れているって有難いことですよね。

またこの騒ぎが落ち着いたころタワシ買いにきてください。
東日本大震災の被災者さんが編んだアクリルタワシを
当店でお取り扱いさせてもらってます。
550円です。

彼女が持っているのは傘カバー傘カバーも人気です。同じく550円です。

売上の40%が編み手のお母さんに届きます。

今日のトルソーはこんな感じ


 左:新品ワンピース2980円 レース付きストール800円
右:ニットチュニック1100円 デニムパンツ500円

右:インナーカットソー2200円 パープルカーディガン1100円

さて、連日のように世界はコロナで大騒ぎ。
小さなアルテの店内も同じく。

昨日来てくれたお客さんは
「マスクなんてなんの意味もないから、しない。
コロナもコワクナイ」と言っていました。

私は、他の人のためにもマスクはしたほうがいいと思っている派だけど
人によって信じていることはそれぞれ。

異教徒を改宗させるのは困難です。
コワクナイ、と信じることで得られる平安もあるし......。

別のお婆ちゃんのお客さんは
マスクを忘れてきた、というので
貴重な貴重な貴重なマスクを一枚お分けしたら
「この店の中は大丈夫だから」と、そのまま開封せずに
お買い物を続けられ、差し上げたマスクは鞄に入れて持って帰られました。

ええええっ?!!!!

非難したい気持ちにもなりかけたのですが
もしかして、自分より大切な誰かのため(孫?息子?)に
貴重なマスクだからこそ、持って帰ったのかもしれません。

こういうときって、いろいろ考えるきっかけになりますね。

先日お客さんが私の甥と姪のために
マスクを手作りして田舎に送ってくれました。
今日、到着したそうです。

子供用手作りマスクのほかに
大人用使い捨て紙マスクも同封されていたそうです。
励ましの手紙と一緒に。

お礼状をうけとらないために
彼女の住所は無記載。

どこまで素晴らしい人なんだろうと思いました。

私が彼女の住所を伝えながら
紙マスクは受け取らずに送り返してね、
お母さんは田舎に一人だからそんなに必要ないでしょ
と返送するように言いました。

でも、母は
手紙の中にもし手元にマスクがあるのなら、
誰か必要な人にわけてあげてくださいと書かれていると。

母が読み上げてくれる手紙の内容は愛にあふれています。
この世の中にこんな美しい手紙があるなんて!

こういう危機的な状況のときって
その人の人間性だったり、企業の姿勢だったりがよくわかります。

ワタミとかローソンでお金使いたいな、と思ったし
興味なかったYOSHIKIのファンにもなりました。
(逆にホリエモンはちょっと......)


自分と似たような感覚の人や企業を探すチャンスですね!
いいこともありますね。

あ、そういえば、アルテは扉を開け放しているせいで
今まで入りづらいと思っていた初めての人たちが
たくさん入店してくれるようになりました。

ピンチはチャンス!
くじけずに頑張らなくっちゃね!!

みなさん、いつもありがとう。







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