2014年11月27日木曜日

11月27日 フィリピンからのお客さんに学ぶ人生の楽しみ方

芦屋のリサイクルショップARTEです。

昨日は道をききにきた男性が
帰り際に植木鉢を倒して
そのまま帰ろうとしたので
注意させていただきました。

誰かのものを壊したら
きちんとごめんなさいって言いましょうね。
そのまま帰ったら駄目ですよ。

植木鉢は割れちゃったけど、
そのうち誰かが不要の鉢をくれるでしょう。
だってアルテはリサイクル屋さんなんだもの。

今日もいろんなものをいただきました。


みんなで食べるおやつは美味しい。
みなさんありがとうございます。

フィリピンのお客さんがお友達を連れてきてくれました。
子供さんがクリスマスパーティーで着るための
ドレスを探しにきてくれたのです。

実は最初のお客さんも
自分の娘さんのためのドレスを探しにきてくれたのが
きっかけです。
でも、娘さんが気に入るドレスは見つかりませんでした。

お友達のお嬢さんも
アルテでは気に入るドレスを見つけることができませんでした。

といっても、実は店内にはドレスがたくさん。

たぶんね、
日本人の親子だったら、
それでいいよね、うんいいねって
店内にあるドレスを手に入れると思うんです。
でも彼女たちはお嬢さんたちが
これが気に入った!っていうまで妥協しません。
そして、お嬢さんたちも妥協しません。
しっかりと自己主張します。

そして母親たちは彼女たちの主張を認めて
自分が娘のドレスを決めたりはしません。

日本の親子だと、
「あら、それがいいわ、可愛いじゃない?」と母が言うと
「そうかしら?じゃあこれにする」ってお嬢さんはその気になったります。

文化の違いだなぁ。って思います。

そうそう、文化の違いといえば、
フィリピンの女性たちはいつも楽しそう。
この辺をインタビューしてみました。

「ねぇねぇ、どうしてあなたたちは楽しそうなの。
フィリピーナはとても人生を楽しんでるみたいに見えるわ」

「人生は楽しまなきゃ!だって一度きりだもの」

「日本人にとっても人生は一度きり。
でも日本人は生きることを楽しむのが苦手よ。」

「そうねぇ・・・人生はときどきとても大変だわ。
でも、どんな時も神様がいるから。
困ったときは神様に祈るのよ。
そうしたら絶対に助けてくれる」

「日本人には神様はいないわ。
少なくとも私は特定の信仰をもっていない」

「でも何かは信じているでしょう?
人生はコマみたいなものよ。
あがったり、さがったり。
私が小さい時、両親は二人で一生懸命働いていたけど
とてもお金がなくて、食べ物を買うのに必死で
学校に行くときに満足に洋服がなかったの。
本当に何もなかった。
でも、私にはいい家族がいる。
私にはいい友達がいる。
それで十分よ、お金はなくてもね!」

と明るく笑って人生を楽しむ秘訣を教えてくれました。
うーん、とっても勉強になる。
ありがとうございました。

ドレスを見つけることができなかったので
東北支援のためのタワシを買ってくれました。


 黄色の紙は、以前書いていただいた
タワシの説明書きです。

いろんな人たちに助けられて
タワシは当店人気商品ナンバーワンです。

みなさん、クリスマスのプチプレゼントには
タワシいかがでしょう?
洗剤なしで、食器やお風呂が洗えます。

東北の特産品をモチーフにした
可愛いアクリルタワシ540円です。
買ってくださると、被災地にお金が届きますので
よろしくお願いいたします!


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