4月13日 ミセスMからのメール
今日はミセスMからメールをもらいました。
ミセスMは、現在は休職中ですが、
アルテ伝説のスタッフです。
(とっても仕事できるったら、ありゃしない。)
店長の心の支え、お店のなくてはならない陰のボスです。
メールの内容は・・・
「店長、くれぐれも、私のことはブログに書かないでください」
ということです。^^;
なので、これから彼女のことはミセスM、謎の人物ということで
紹介していこうと(?)思います。
まぁね。
ブログも個人情報が流れると
いろいろトラブルの元になったりするらしいので
気持ちはよ~くわかります。
このブログ、ずいぶん、スタッフのこと書きますしね。
と、いうのも、店長はね、アルテの売りは
「幸せ感」だと思うんです。
暖かい気持ち、人と人としての触れ合い、楽しい時間、
そういうものを売っていきたいと思うのです。
だから、ブログでも商品の紹介よりは
スタッフの紹介、お店の雰囲気なんかを伝えたいのです。
今はお洋服だって、
ネットでポチ!で買えちゃいます。
お店にも特別な商品なんて何もないです。
価格競争をすれば、
自社工場で大量生産する大手には絶対にかないません。
だから、私たちにできることは
服を売るのではなく、
服を売ることを通じて楽しい時間を提供することだと思うのです。
スタッフにはいつも言っています。
店員さんとして、話さないで。
固有名詞がついた○○さんとして、話して。
アルテの服にはもれなく、愛を付属させて頂戴。
物ではなく、お買い物を楽しむ経験を売って頂戴。
愛っていうのは、人から人へと流れるもの。
顔の見えない店員さんから、名前の知らないお客さんじゃなく、
一人の個性をもって、人生を生きている人から人へ。
たとえば、同窓会でいきいきとできる服だったり、
ストレスを解消するための明るい色調の服だったり、
今までに知らない新しい自分を見つけるための服だったり、
好きな人に綺麗だと思ってもらうための服だったり、
その人の背景を思ってね。
名無しの店員さんじゃなく、
スタッフひとりひとり、個性をみせて、お客さんに可愛がってもらってね。
ここに来るとほっとすると言ってくれるお客さんがいて、
どうせ買うなら、この人からと言ってくれるお客さんがいる。
お客さんはちゃんとわかっているから
この大不況の中、10年目を迎えることができたのだと思うのです。
私たち、いい加減にはやっていないですよ。
かなり真剣です。
朝、掃除機をかけたあと、
店長に駄目出しされ、もう一度かけなす山本さん。
「店長が意地悪で言ってるんじゃないってわかっています。
お店のことを本当に思っているんだって、わかっています。
こんなこともできない自分が恥かしいです。」
うるさいことを言ってごめんね。
でも、埃アレルギーの人もいるからね。
埃アレルギーで他の古着屋さんだと
気分が悪くなるっていうお客さんも
アルテでは大丈夫だって言ってくれているのよ。
それって、愛だよね。
愛をこめて、掃除機をかけましょう。
ミセスMがもうすぐ、アルテに復帰します。
店長はとても楽しみにしています。
きっと今のスタッフたちにいい影響を与えてくれるでしょう。
休職して1年が過ぎた今でもたくさんのお客さんから(昨日も!)
ミセスMは今日はいないの?って言われます。
ミセスMの真剣さはちゃんとお客さんに伝わっているのです。
みんながそんなふうに言ってもらえるスタッフになりましょうね。
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