7月22日 お姫様抱っこの日
芦屋のリサイクルショップARTEです。
昨日はお姫様抱っこの日でした。
関東から来てくれたお友達が
ご希望の方を誰でもお姫様抱っこしてくれる、
という日です。
幸せそうな二人
お姫様抱っこの前にはスィーツプレゼントです
膝まづいてからの
お姫様抱っこ
最高です。
と、まぁ、なんて馬鹿なことをしているんでしょう。
と思うでしょうが
もしも、これが
彼女がずいぶんと悪い病気で
会えるのも最後になるかも、と思って
必死にヘルパーさんに頼んで
ここまで連れて来てもらっている状態だったら。
このばかげた写真が、ずいぶんと違ったものに見えるでしょう。
私がイケメン(?)とよろしくやっているので
まぁずいぶんと羨ましがられることもあるのですがそれが、誰かを笑わせるためだと思ったら
この写真だって、違ったものに見えるでしょう。
人はその人の背景を知らないで
いろんなことをジャッジするけれど
決して見えているものがすべてではないのだと、
そういうことを知っておかないといけないよな、と思いました。
いつものお客さん。
昔からきてくれていた人だけど
最近はいつも暗い顔をして暗いムードで
ショッピング、という雰囲気でもなく、
今日だって入ってくるなり
「服が欲しいって気持ちはないのよ」って。
私としては
(じゃあ、なんなのよ?私にどうしろいうのよ?)
って心の中でこっそり思うわけですが
今日は
「息子が死んだのよ」って。
3年前だそうです。
あぁ、それを知っていたら。
暗い顔の彼女に私は
もっと優しくしただろうに。
もっと親切にしただろうに。
そんなことを思ったのでした。
今日は有線放送に
スーパーフライのビューティフルっていう曲を
リクエストしまくりました。
お客さんの好きだという曲
いつも格好良く高いヒールをはいて
ファッショナブルで、そして超美人な彼女は
この曲を聴きながら泣く、と言います。
人は決して見えてるものがすべてじゃなくて
見えないところに、いろいろな背景があって
そういうことを、可能性としてでも、
やっぱりちらり、と考えてみることは大事だなぁと
思ったりした土曜日でした。
そんな病気でつらい思いをしているこの友人は
地元に同じ病気の人たちが集まれる会を探しています。
自分で、やったらいいのよ、というような話をしながら、
タワシの親玉(アルテで売ってるアクリルタワシ編んだもんだらの発案者です)に
以前に自分の欲しいものは、どんどんまわりの人たちに言ったほうがいい。
やってくれる人とか助けてくれる人が出てくるから、と言われたそうです。
そして、それは真実だと思います。
だって、お姫さま抱っこされたい!お姫様抱っこ!お姫様抱っこ!!って言ってたら
この人みたいに、私のこともお姫様抱っこしてくれる人がでてきたんだもの!!
でも、言葉が足らなかったので
訂正して、もう一度、周りに広めたいと思います
「ブラッドピットにお姫さま抱っこされたい!!!!」
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