芦屋ARTE: 6月28日　昔の思い出

芦屋のリサイクルショップＡＲＴＥです。

今日は素敵なマダムがいらっしゃって・・・
ええっとおいくつって言われてたかな、
ＯＶＥＲ60チームで、やっぱりおしゃれな方で
カーディガンとインナーを買っていただきました。

あれこれ探しながら
「こんなのが欲しいの、こういうので・・・こんな感じで・・・」
とこだわりのおしゃれポイントがあるみたい。

「それでね、こないだこんなふうにしゃべってたらね
ここじゃなくて別のお店で
お値打ちなものを並べるようにしているから
そんなことを言っても無理ですって叱られちゃったわ
そりゃあ、そうよね、お金出せないもんね。あははははー」って。

そのお店、すごいな、と笑えました。

私も思うことはありますよ～、
安いんだからあれこれ希望言ったって無理だって。
リサイクルだから流行の最前線を求めたって無理だって。
そんなみんなが欲しがるものその予算では無理だって。
でも、言うことはあまりないです（笑）
っていうか、ないです（笑）

でも、こういうのを意地悪くではなく
からっと言えて、そしてお客さんもからっと笑ってくれるのなら
そういうのもいいなぁ、と思ったりしました。

そういえば、私がまだ若いころ
リサイクルショップで叱られたことがありました。

ダイヤモンドのネックレスを思いっきり値切ろうとしたら
「自分のことばかり考えてはいけません。
安い値段で売る持ち主の人のことも考えなければいけないよ、
お店のことも考えなければいけないよ」って
そこのオヤジさんに叱られて、
なんだかそれが嬉しかったなぁ・・・って
それで、そこのお店のファンになりました。

こんな値段でこんなクオリティのこんなものを探してる
デザインはこうで、こうで、こう・・・って
お客さんが無理なこといってる・・・と思っても
不快にさせないように
黙ってることが多かった私だけど
そんなもんは無理だって、お互いが笑えるように
上手に言えるようになったら、もっと恰好いいよなぁって思いました。
人間力が必要ですね。
でも、アルテももう長いし、そろそろそんな風になってもいい頃。
そんなことを思いました。
それが個人商店の良さですものね

さて、今日は何を紹介しようかな・・・