芦屋ARTE: 3月24日　パンツ紹介

芦屋のリサイクルショップＡＲＴＥです。

先日は尊敬する素敵な女性から
私と話していると面白い、と言ってもらって
とても光栄に思いました。

そうなら、とても嬉しい。

確かに話していて、面白い人と興味を引かない人がいます。
それは、話の内容というわけでもないんですよね。

普通の主婦が、庭の木に花が咲いた、というような
それだけのことを話していても
惹き付けられてしまうこともあります。

すごいいい言葉を言っていても、
なんだかつまんないなぁって思わせてしまう人もいます。

自分の体験を
自分の頭で考えて
自分の言葉で表現する。

たぶん、なんだかつまんないって思われてしまうのは
どれだけいい話でも「自分」が抜けてるんじゃないかな
と、思ったりしました。

今日は大腿骨を骨折したお婆ちゃんのお話を聞きました。
長い長い長い介護が終わって
やっと自分の時間がもてる、と思ったタイミングでの骨折。

高齢者の大腿骨骨折は致命的。
お医者さんからもどれだけ良くなったとしても
杖は手放せないよ、と宣告されたそうです。

でも介護のつらさを知っていたお客さんは
自分の生活を人の手を借りるようになって
誰かの負担になるくらいなら死を選ぼう、と決意して
その日からどれだけ痛みがあっても
リハビリのために歩き続けたそうです。

最初は手押し車で。
それから歩行器で。
そして杖を使って。

どんなひどいお天気でも歩き続けて
今日アルテに来てくれたときは杖なしです。
自由に歩けるようになりました。

どこにでもいそうな小柄なおばあちゃんだけれど
彼女のリハビリ物語は感動するいいお話でした。

次にやってきたお客さんもおばあちゃま。
10歩歩くと、休憩しないと歩けないようになってしまった。
もう死にたい。

と言っていましたが、さきほどのお客さんのお話をきいて
私も頑張らなくちゃね。努力しつづけないと！

と、来たときとは全然違う表情で帰られました。

いい話は人を元気にしたり勇気づけたりします。
そんな個人的な経験をシェアできる場でありたいと思います。

さて、今日はパンツ紹介します。